今回、4月下旬にギリシャを訪問したが、ちょうどその週末がイースターの祝日だった。十字架にはりつけにされて処刑されたキリストが復活した日ということらしい。テレビではいろんなチャンネルで、キリストが死ぬところのドラマを何度もやっていた。面白いことにどの番組でも俳優は違うが、ストーリーが事細かに一緒なのだ。年末の日本の忠心蔵みたいだなぁと感じた。
連休中は親戚達が集まり家族ですごす。毎週末、教会を訪れるいくらかの真面目なキリスト教徒は肉類を口にしない。だが一般的にはみんな集まって羊の丸焼きのバーベキューをすることが多いようだ。町の金物屋の軒先ではどこも羊の丸焼き用のバーベキューセットが売られている。串にまるごとささった皮を剥がれた羊の模型が電動でゆっくりとぐるぐる回っている。花火も打ち上げられ盛大に盛り上がるそうだ。
写真: ギリシャ・スパルタの山の上の修道院(女性向けのもの)。現在は使われていません。
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