ポルトガルのリスボンを散策

1997年12月8日(月) ポルトガル リスボン

ガイドブックに11月~12月初めは雨季と書いてあったが、外に出るとやはり雨。昼にかけて止むどこらか激しくなる一方で、たまらず傘を買う。町並みはかなり古く感じる。湿潤な気候の為か、石畳や壁などのいたみがひどい。ちょっと露地ををはいると汚いところが多く、ドイツ、スイスなどと違い、バンコクや上海に似た感じがする。ドイツではみんなでけーなあと思ったが、ポルトガルの人はなぜかみんな小柄。黒人はたまに見かけるが、黄色人種はほとんど見かけない。

カフェテリアがいたるところにあり、昼過ぎにちょっと入ってみて、コーヒーとパンを注文。195エスクード。コーヒーは小さい小さいデミタスカップ入りで恐ろしく苦い。砂糖をおもいきり入れるとおいしくなった(いわゆるエスプレッソ)。パンは甘いお菓子のようなものばかり。
スーパーに入いる。ジャムの種類が多い。魚も多く、たら(バカリュー)が多かった。これは干物にしておいてあり、目方でばら売りされ、一晩水に漬けて塩気をとってから、料理に使う。でけー太刀魚と巨大なピメント発見。りんごはやたら小さい。ペアーが多い。マンゴ(赤い大きいタイプ)が安い(¥200以下)。ツアーで来ている日本人に聞くと、バカリューやいわしのから揚げ、ポーク、チキン、ビーニョベルデン(白ワイン)、赤ワインがおいしいとの事。

リスボンは意外と狭く、くそータクシーこねえなあと思いつつ歩いているとたいがい目的地に着いてしまう。小さく、古く、日本の田舎町といった感じ。商店街を歩いているとチャイニーズ?と20才くらいの女の子に声をかけられ、シンガーとの事なので、ファドを歌っているのだろう?と聞くと、違うわ ロックよ!と言ってた。

帰り際にスーパーで食品を買いあさる。何と10,000エスクード。レジの女の人は爆笑していた。こっちの人は礼儀正しく、スーパーで写真を撮っていても、にこっと笑って撮らせてくれる。レジの人やタクシーの運ちゃんには英語は通じないようだ。  

村上篤矢

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